大注目!3Dプリンターとファッションの最先端の世界

  • 作成日:2015年02月24日
  • 702 views

202
フィギュアや模型などが立体そのままにコピー出力できる3Dプリンター。
飛行機の部品やモデルガンを3Dプリントする企業や人も現れ、良くも悪くも世間に大きな話題を振りまいたテクノロジーですが、製造の分野やアートの世界などで、今後の価値観が大きく変わる事は間違い無さそうですね。

ファッションと3Dプリンターの可能性

もちろんファッションの世界でも3Dプリンターのテクノロジーは無縁では無く、世界中のデザイナーが3Dプリンターを用いて、さまざまな作品を発表しています。
その中でも特に話題になったのが、オランダのデザイナー、「イリスヴァンヘルぺン」が発表した作品で、従来の繊維とは違う、樹脂で作られたまるでガラスのような美しいドレスを制作しました。
他にも、まるでパズルのピースのような不思議な形の樹脂パーツを大量に3Dプリントし、それを大量に組み合わせて制作されたバッグやアクセサリー、ワンピースなどを発表しているデザイナーも多く、従来の生地に変わる新しい素材の開発に3Dプリンターが活用され始めているようです。
また、着用するモデルのプロポーションをスキャンし、寸分狂わずモデルの体にフィットするドレスを発表したデザイナーも出現し、ファッションの更なる可能性に大きな期待が持てそうです。

3Dプリンターの脅威

3Dプリンター以前にも、デザイナーが描いたデザインスケッチをコンピュータに読み込むだけで、スケッチそのままの商品が出来上がるニットの製造機が発案されるなど、ファッションと最新テクノロジーの融合が、かねてより進んでいますが、そんな中、問題視されているのが、長年活躍してきた、職人の雇用の問題です。現在では業界大きく浸透している、コンピューターを用いて型紙を作成するCADと呼ばれるシステムですが、かつて型紙制作は、熟練したパタンナーが鉛筆と紙を用いて、ハンドで作成する事が当然でしたが、今ではパタンナーはCADが使いこなせるかどうかが死活問題になっています。
CADのシステム導入には大きな資金が必要になるため、個人で活動するフリーのパタンナーなどは、大きな打撃を受けました。
今後、テクノロジーの進化により、3Dプリンターで大量生産が簡単に行われる事になれば、縫製工場が必要なくなる時代になるかもしれません。

このようにファッションの発展に大きな可能性を秘める3Dプリンターのテクノロジーですが、古くからのファッション産業の衰退にも繋がる恐れもあるため、今後、最新技術と伝統の職人技が良い形で融合できると一番良いですね。

転職情報

アクセスランキング

新着情報

アイテム別